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みなさんこんにちは!
株式会社谷山建設、更新担当の岡です。
前回は「基本の工具と道具の使い方」をご紹介しました。
今回は DIY の定番作業でもある 「塗装」 がテーマです。
「壁や家具の色を変えてみたいけれど、ムラにならないか不安…」という声をよく耳にしますが、ポイントさえ押さえれば初心者でもキレイに塗ることができます。道具選びから仕上げのコツまで、ステップごとに解説していきます!
種類 | 特徴 | 初心者向き度 |
---|---|---|
水性塗料 | においが少なく乾きが早い。水で薄め・洗浄できる | ★★★★☆ |
油性塗料 | 耐久性・光沢に優れる。乾燥に時間がかかり、におい強め | ★★☆☆☆ |
ミルクペイント/チョークペイント | マットな質感でビンテージ風。下地を選ばず塗れる | ★★★★☆ |
ポイント
室内の壁や小物は扱いやすい「水性塗料」がおすすめ
木部・金属など素材ごとに「対応素材」を必ず確認すること
道具リスト
ハケ & ローラー(壁面はローラーが時短)
マスキングテープ・マスカー(養生用シート)
サンドペーパー(#240~320 くらい)
バケット・塗料トレー・撹拌棒
ウエス(乾拭き用布)・使い捨て手袋・養生シート
下地づくり
清掃:ほこりや油分を取り除く
サンディング:古い塗膜やざらつきを研磨して密着性アップ
養生:塗らない部分をマスキングテープ&シートで保護
ひと手間で差がつく!
養生と下地処理を丁寧に行うだけで、仕上がりの美しさと作業効率が一気に向上します。
攪拌(かくはん)
塗料は底に顔料が沈殿しているので、撹拌棒でムラなく混ぜる
希釈(必要な場合)
メーカー推奨の割合で水またはシンナーを加え、粘度を調整
ハケ塗り(見切り塗り)
角や端部をハケで先に塗ることでローラーが入りにくい場所をカバー
ローラー塗り
「W」や「N」を描くように転がし、その後上下に均一に伸ばす
重ね塗り
一度で厚塗りせず、薄く 2〜3 回 が基本(塗料の乾燥時間を必ず守る)
失敗例 | 原因 | リカバリー策 |
---|---|---|
ムラになる | 塗料量のばらつき・下地不良 | 乾燥後に軽く研磨し、薄く塗り重ねる |
気泡が入る | ローラーを強く押し付けすぎ | 軽い力で均一に転がし、泡はウエスでそっと潰す |
垂れジミができる | 厚塗り・希釈不足 | 垂れた部分を乾燥前にハケでならす。乾燥後はペーパーがけして再塗装 |
乾燥時間を守る
触っても指につかない「指触乾燥」後も、完全硬化までは 1~2 週間要する塗料が多い
トップコートで保護
摩耗が気になる場所は透明の保護ニス(ウレタン・アクリル)を塗ると耐久性アップ
定期的な拭き掃除
水性塗料なら固く絞った布で軽く拭くと美観を長持ちさせる
塗装は「下準備」「薄く重ね塗り」「乾燥時間厳守」の3本柱を意識すると、初心者でも驚くほどきれいに仕上がります。まずは小さな家具やワンポイント壁から挑戦し、徐々にステップアップしてみてくださいね。
次回(第4回)は 「壁紙の貼り方ポイント」 をお届けします。
壁紙選びのコツや貼り方の基本、きれいに仕上げる秘訣を詳しく解説する予定ですので、どうぞお楽しみに!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!