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月別アーカイブ: 2025年4月

道具と工具の選び方・使い方

みなさんこんにちは!
株式会社谷山建設、更新担当の岡です。

前回は「DIYを始める前に知っておきたい計画と心構え」を中心にお伝えしました。今回は、DIYのスタートラインともいえる道具と工具の選び方・使い方をテーマにお届けします。

工具と道具は、「これさえあれば完璧!」というものが決まっているわけではありません。目的や作業内容によって準備すべきアイテムは変わってきますが、初心者が特に押さえておくべき基本アイテムをピックアップしました。


DIYの必須工具

  1. ドライバー・ビット類

    • プラス・マイナスドライバー
      ネジの締め付け・緩めに使う基本中の基本アイテム

    • 電動ドリルドライバーやインパクトドライバー
      本格的なDIY作業に慣れたら、あると便利な電動工具。ネジを大量に締める場合など、作業スピードを大幅にアップしてくれます

  2. ノコギリやカッター

    • ノコギリ
      木材をカットする際に使用。初心者なら軽く引くだけでも切りやすい「折込式」や「両刃ノコ」がおすすめ

    • カッターナイフ
      壁紙や薄い板材のカットにも使用。刃はこまめに折って、切れ味を保ちましょう

  3. メジャー・定規・水平器

    • メジャー
      正確な寸法を取るためには必須。DIYでは計測ミスが大きなトラブルに直結します

    • 定規(スケール)
      線を引く時や、細かい寸法が必要な場面で活躍

    • 水平器(レベル)
      棚やフックを取り付けるときに傾きを防ぐために使用

  4. ハンマー・金槌
    釘打ちや木材の固定など多目的に使えるアイテム。重すぎるものは扱いにくいため、自分の力に合った重量のものを選びましょう


作業効率をアップする電動工具

  • 電動ジグソー
    木材やプラスチックなどを曲線に切りたいときに重宝。曲線カットのDIYで大活躍します

  • サンダー(研磨機)
    木材の表面を滑らかにしたり、塗装前の下地処理に最適。ペーパーを手でかけるより圧倒的に時短になります

  • グルーガン
    工作用ボンドより乾きが早く、接着力が高い。小物づくりから装飾作業まで幅広く使えます


安全対策も忘れずに

  • 保護メガネ・手袋
    切りくずや破片が飛び散ることを想定し、目や手をガードします

  • マスクやエプロン
    塗料や粉じんを吸い込まないためにマスク、服を汚さないためにエプロンや作業着を用意

  • コードの取り回し
    電動工具使用時は、コードに足を引っかけてしまわないよう注意。コードレス工具なら安全性・利便性がさらに高まります


上手に道具を使うポイント

  • 正しい持ち方・姿勢を身につける
    ノコギリならひじと刃を一直線に保つ、電動ドリルドライバーならビットを垂直に当てるなど、正しい姿勢を意識すると失敗やケガが減ります

  • 無理な力をかけない
    力任せに作業すると道具が壊れたり素材が割れたりと失敗の元。道具の特性を理解し、適切な力加減で作業することが大切

  • 使った道具は丁寧にしまう
    作業中や作業後に道具を適当に置きっぱなしにすると、紛失やケガの原因に。定位置を決めておくと、次回の作業もスムーズに始められます


まとめ

DIYを成功させるために、まずは基本的な道具の種類や使い方をしっかり押さえることが大事です。
「道具の扱いに慣れる→より高度な作業に挑戦→仕上がりの質が高まる」というステップでスキルを上げていくと、失敗も減り、DIYの楽しさを存分に味わえます。

次回は 初心者向け塗装テクニック をご紹介する予定です。これから色を塗る作業を考えている方や、塗料選びに悩んでいる方は必見ですので、ぜひお楽しみに。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

はじめての内装DIY講座

皆さんこんにちは!
株式会社谷山建設、更新担当の岡です!

今回から新シリーズ「はじめての内装DIY講座」をスタートします。
“DIY”と聞くと、壁にペンキを塗ったり棚を作ったりと、楽しそうなイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
確かにDIYは、自分で好きなように空間を作り上げる魅力的な方法ですが、その反面、準備不足や作業手順の間違いで失敗してしまうケースもあります。

そこで、このシリーズでは「DIY初心者」や「これから内装工事に手をつけてみたい」という方に向けて、失敗しないためのポイント知っておくと便利な知識をわかりやすくお届けしていきます。


DIYを始める前のチェックポイント

  1. 目的をはっきりさせる
    ただ「おしゃれな空間にしたい」ではなく、どんな雰囲気や機能を求めているのかを具体的にイメージしておきましょう。
    例:キッチンを明るくしたい、リビングをもっと広く見せたい、など

  2. 予算を決める
    材料費や道具代だけでなく、余分にかかる可能性がある出費も念頭に置いておきましょう。DIYは思わぬところで道具が必要になることも。

  3. 作業時間を考える
    プロではないからこそ、スケジュールに余裕を持つのが重要です。休日だけで終わらない場合もあるので、家族や周囲の理解を得ておきましょう。


DIYで使う道具と素材の選び方

  • 道具
    ハンマー、ドライバー、のこぎり、メジャーなど基本的な工具はもちろん、電動ドリルやインパクトドライバーがあると作業効率がアップします。
    ただし、慣れていない道具を使う場合は安全面に十分気を配りましょう。

  • 素材
    木材、塗料、壁紙などは品質や種類もいろいろです。たとえば、木材は「SPF材」や「ベニヤ板」など扱いやすいものから始めると失敗が少なく、塗料は乾きの早い水性タイプが初心者向けです。
    仕上がりのイメージに合わせて、少し高品質な素材にこだわるのも長く使う上でおすすめです。


失敗しないための心構え

  • 安全第一
    作業時のケガはDIYで一番怖い失敗といえます。軍手や保護メガネを活用する、無理な姿勢で作業しないなど、安全対策を徹底しましょう。

  • 簡単なところから始める
    いきなり大掛かりなリフォームをしようとすると、失敗や後悔のリスクが高まります。まずは棚の取り付けや壁の塗装など、規模が小さく失敗してもリカバリーしやすいものから始めてみましょう。

  • 計画と実作業を分けて考える
    DIYは、やるべきことをリストアップして優先順位をつけるだけでもスムーズに進みます。計画段階で十分に調べ、作業に取り掛かる前にシミュレーションすることで、時間も労力も節約できます。


今後の展開

このシリーズでは、内装DIYに役立つ知識をステップごとに解説していきます。

  • 第2回:基本の工具と道具の使い方

  • 第3回:初心者向け塗装テクニック

  • 第4回:壁紙の貼り方ポイント

  • 第5回:自分でできる簡単リフォーム事例

などなど、これからの回ではもっと具体的なテクニックやアイデアをお届けする予定です。ぜひお楽しみに!


まとめ

DIY初心者が最初にやっておくべきことは、目標の明確化無理のない計画づくりです。
道具や素材の知識を押さえて、簡単なところから挑戦することで、失敗を少なく始められます。
このシリーズを参考に、みなさんの「理想の空間づくり」を少しずつ形にしていきましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もどうぞお楽しみにお待ちくださいませ。