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🏠 天井工事で快適空間&デザイン性アップ

みなさんこんにちは!

 

兵庫県尼崎市を拠点に壁や床の施工、天井の設置、配線や設備の取り付けなど、内装全般の工事を手掛けている

株式会社谷山建設、更新担当の富山です。

 

 

🏠 天井工事で快適空間&デザイン性アップ

 

 

 

天井は普段意識しにくい部分ですが、部屋全体の印象や快適性に大きく影響します。

仕上げ材によって遮音・断熱効果を高めたり、デザイン性を演出したりすることが可能です。

ここでは、代表的な天井工事の種類と特徴をご紹介します。


◼️ ジプトーン仕上げ(吸音天井材)

 

ジプトーンは細かい穴が開いた天井材で、吸音性能に優れています。

  • メリット
     音をやわらげる効果があり、リビングやオフィスに最適。遮音性を求める空間におすすめ。

  • デメリット
     デザイン性が限られるため、インテリアにこだわる人には不向きな場合も。

学校や事務所だけでなく、最近では家庭用の防音対策としても注目されています。


◼️ クロス仕上げ(壁紙タイプ)

 

住宅の天井で最も多く使われるのがクロス仕上げです。

  • メリット
     デザインやカラーのバリエーションが豊富で、費用も比較的リーズナブル。清潔感があり、どんな部屋にもマッチ。

  • デメリット
     経年劣化で黄ばみや汚れが目立つことがある。

最近では消臭機能・調湿機能・抗菌機能を持つクロスも登場し、快適性を追求できます。


◼️ 木目調パネル仕上げ

 

木目調パネルは、ナチュラルで温もりある雰囲気を演出します。

  • メリット
     高級感があり、落ち着いた空間をつくれる。断熱性や遮音性の向上にもつながる。

  • デメリット
     コストがやや高くなる傾向がある。

リビングや和室に取り入れると、自然素材の心地よさを感じられる空間になります。


🎨 天井デザインの工夫で変わる印象

 

天井は部屋の中でも大きな面積を占めるため、仕上げ次第で空間の印象がガラリと変わります。

  • 白系クロス → 明るく広く見える

  • 木目調 → 温かみのある落ち着いた雰囲気

  • ダークカラー → 高級感や重厚感を演出

照明との組み合わせでさらに効果的に演出できます。


✅ まとめ

 

天井工事は、

  • ジプトーン:吸音・防音重視

  • クロス:デザイン・コストバランスに優れる

  • 木目調パネル:高級感と断熱性

 

デザイン性だけでなく、機能性(遮音・断熱・清掃性) を意識することで、住まい全体の快適性が高まります。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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床工事で快適な住まいをつくる

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床工事で快適な住まいをつくる

 

 

 

床は「毎日必ず触れる場所」であり、住まいの快適性・デザイン性・安全性を大きく左右する要素です。


床材を変えるだけで、部屋の印象や暮らしやすさが大きく変わります。

ここでは、床工事の種類やメリット、選ぶ際のポイントを詳しく解説します。


フローリングの魅力と注意点

 

フローリングは、日本の住宅で最も一般的な床材です。

木の温もりを感じられ、ナチュラルで落ち着いた雰囲気を演出します。

  • メリット
     掃除がしやすく、ダニやホコリがたまりにくい。どんなインテリアにも合わせやすい。

  • デメリット
     水に弱いタイプはシミや反りが出る可能性がある。冬場は足元が冷えやすい。

近年では「防水フローリング」や「床暖房対応フローリング」など機能性が高い商品も増えており、弱点をカバーできるようになっています。


タイル床の魅力と活用シーン

 

タイルは玄関や水回りに多く使われる床材です。

  • メリット
     耐水性・耐久性が高く、汚れも落としやすい。デザインの種類も豊富で、高級感を演出できる。

  • デメリット
     硬いため転倒時の衝撃が大きい。冬は冷たさを感じやすい。

ホテルのような雰囲気やラグジュアリー感を出したい場合、タイル床は最適です。リビングの一部やキッチンのアクセントとしても人気があります。


カーペット床の特徴と注意点

 

カーペットは柔らかさと防音性に優れ、足触りの良さが魅力です。

  • メリット
     踏み心地が良く、保温性も高い。防音性があり、マンションや二世帯住宅に向いている。

  • デメリット
     汚れやダニが発生しやすく、定期的な清掃やメンテナンスが必要。

リビングや寝室に敷くと落ち着いた空間になり、くつろぎ感が増します。防汚加工や抗菌仕様の製品を選ぶと安心です。


⚖️ 床材選びのポイント

 

床材を選ぶ際には、以下を意識すると失敗しにくいです。

  • 家族構成(小さな子どもや高齢者がいる場合は滑りにくい素材を)

  • 部屋の用途(リビングはフローリング、洗面所は耐水性重視など)

  • メンテナンスのしやすさ

  • デザインやインテリアとの相性


✅ まとめ

 

床工事は、ただの「見た目の変更」ではなく、生活そのものを快適に変えるリフォームです。

  • フローリング:日常使いに最適

  • タイル:高級感と耐久性

  • カーペット:柔らかさと防音性

素材の特性を理解し、自分たちの生活スタイルに合わせた床工事を選ぶことで、長く心地よい住まいを実現できます。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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クロス工事について 🎨✨

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クロス工事について 🎨✨

 

 

 

1. クロス工事とは?

 

クロス工事とは、壁や天井に壁紙を貼る仕上げ工事のことです。


お部屋に入ったとき、最初に目に入るのは「壁の印象」。

つまり、クロス工事は建物の印象を決めるといっても過言ではありません。

色や柄の選び方で空間の雰囲気はガラリと変わり、リビングは明るく、寝室は落ち着いた雰囲気など、用途に合わせて空間デザインが楽しめます。


2. クロス工事の役割

 

  • デザイン性の向上
     豊富な柄や色で、インテリアの完成度を高めます。

  • 壁の保護
     汚れや傷から壁を守る役割もあります。

  • 機能性の追加
     消臭・防汚・抗菌・調湿など、多機能クロスが増えています。


3. クロス工事の流れ

 

  1. 下地処理(パテ埋め)
     石膏ボードの継ぎ目やビス跡を平滑に整えます。

  2. 糊付け作業
     専用機械で均一に糊を塗布。仕上がりを左右する重要工程です。

  3. クロス貼り
     空気を抜きながら丁寧に貼り、継ぎ目が目立たないよう調整します。

  4. 仕上げ処理
     余分をカットし、ジョイント部分をきれいに処理して完成です。


4. クロスの種類

 

  • ビニールクロス:最も一般的。安価で丈夫。

  • 紙クロス:自然素材の温かみが魅力。

  • 布クロス:高級感があり、ホテルやラウンジで人気。

  • 機能性クロス:防臭、防カビ、調湿機能などを備えたタイプ。


5. クロス工事のポイント

 

  • 下地処理が勝負:下地が不完全だと、どんな高級クロスでも仕上がりは不格好に。

  • 光と相性を確認:自然光や照明での見え方が変わるため、施工前に必ずサンプル確認。

  • 用途に合った選択:汚れやすい場所には防汚クロス、湿気が多い場所には防カビクロスがおすすめ。


📌 まとめ


クロス工事は単なる「壁の仕上げ」ではなく、空間を彩り、生活の質を高める大切な工事です。


下地処理から丁寧に仕上げることで、美しさと機能性を兼ね備えた快適な空間が完成します。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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木工事について ✨

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木工事について ✨

 

 

 

1. 木工事とは?

 

木工事とは、住宅や店舗・オフィスなどの建築物において、壁や天井の下地を組み立てる工事を指します。


「内装の骨組み」とも呼ばれる部分で、この工程がしっかりしていないと、その後に行うクロス工事や塗装工事で仕上がりに不具合が出てしまいます。

例えば、下地が斜めになっていると、壁紙が波打ったり、建具が閉まらなかったりすることがあります。

つまり、見えない部分の精度が、完成後の美しさや使いやすさに直結するのです。


2. 木工事の主な役割

 

  • 下地の強度を確保する
     壁材・天井材をしっかり支える骨組みを形成します。

  • 内装仕上げを安定させる
     平らで真っ直ぐな下地をつくることで、クロスや塗装の美しさを確保します。

  • 設備スペースの確保
     電気配線・給排水管・空調ダクトなどを通すためのスペースを調整します。


3. 木工事の流れ

 

  1. 墨出し作業
     設計図に基づき、床や壁に正確な位置を記していきます。

  2. 下地材の組み立て
     木材や軽量鉄骨を用いて、壁や天井の骨組みを作ります。

  3. 水平・垂直の確認
     仕上げの基盤になるため、レーザーや水平器で細かく確認します。

  4. 下地補強
     棚や手すりなどを後で取り付ける部分には、あらかじめ補強材を仕込んでおきます。


4. 使用される材料

 

  • 木材(杉・ヒノキ・集成材など):伝統的で加工性に優れます。

  • 軽量鉄骨(LGS):耐久性・防火性に強く、マンションや商業施設で多用されます。


5. 木工事のポイント

 

  • 精度が命:わずか1mmのズレが、仕上げ全体に影響を与えます。

  • 補強計画が大切:家具や設備の重みを支えられるよう、先を見越した施工が必要です。

  • 見えない部分だからこそ丁寧に:完成後は隠れてしまう部分なので、施工者の誠実さが問われます。


まとめ


木工事は、完成後には見えなくなってしまう部分ですが、建物の強さや美しさを支える「縁の下の力持ち」です。


見えないからこそ妥協せず、丁寧に仕上げることが、長く快適に暮らせる家づくりの秘訣といえます。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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内装工事の鉄則 ~失敗しないためのプロの極意~

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内装工事の鉄則 ~失敗しないためのプロの極意~

 

 

 

「内装リフォームをしたけど、イメージと違う…」「工期が延びて大変だった」


こんな失敗を防ぐためには、内装工事における**“鉄則”**を押さえておくことが重要です。


ここでは、プロが実践する内装工事成功のための極意を、5つのポイントにまとめました。


■ 鉄則①:イメージを明確にする

 

内装工事でよくある失敗は、完成イメージの共有不足です。

  • どんな色・質感が好きか?

  • 機能性を優先するのか、デザイン性を重視するのか?

イメージパースやカタログを使って具体化することで、仕上がりのズレを防ぎます。


■ 鉄則②:予算と優先順位を決める

 

「全部こだわりたい!」と思っても、予算には限りがあります。

  • 床・壁・天井・収納…どこに重点を置くか?

  • 将来的なメンテナンス費も考慮する

コストを抑えつつ満足度を上げるには、“メリハリ”がカギです。


■ 鉄則③:素材選びは“デザイン+機能”で

 

内装材には、見た目だけでなく耐久性・メンテ性・安全性が求められます。

  • 床材:フローリング?タイル?クッションフロア?

  • 壁材:クロス?塗り壁?吸湿調整素材?

  • 防音・断熱性能も要チェック!

素材選びで快適さは決まるといっても過言ではありません。


■ 鉄則④:工期・工程管理を徹底

 

内装工事は複数の職人が関わるため、工程管理が重要。

  • 電気・配管→下地→仕上げの順番を守る

  • 工期が延びないために事前打ち合わせを徹底

特に追加工事や仕様変更はスケジュールに大きく影響するので注意!


■ 鉄則⑤:プロに相談&信頼できる業者選び

 

最後に大事なのは、経験豊富な業者を選ぶことです。

  • 実績写真や口コミをチェック

  • 質問に丁寧に答えてくれるか?

  • アフターサービスがあるか?

内装工事は、ただの「作業」ではなく、**“空間を創る共同作業”**です。

信頼関係が成功のカギです。


まとめ

 

  • イメージ共有

  • 予算管理

  • 素材選び

  • 工期管理

  • 信頼できる業者

 

この5つの鉄則を押さえれば、内装工事は失敗しません!


特に最近は、自然素材・デザイン性・省エネ性能など、選択肢が広がっているので、プロと一緒に最適なプランを考えることが重要です。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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内装工事の歴史 ~時代とともに進化する空間づくり~

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内装工事の歴史 ~時代とともに進化する空間づくり~

 

 

内装工事は、私たちの暮らしや働く環境を快適にするために欠かせない工事です。


しかし、現代の内装がここまで多様で機能的になった背景には、長い歴史と進化の過程があります。


今回は、内装工事の歴史を時代ごとに振り返り、現代につながるポイントを探ってみましょう。


■ 古代の内装 ~装飾と権威の象徴~

 

内装の概念は、すでに古代文明に見ることができます。

  • エジプト文明では、王族や神殿の壁画、装飾が内装の始まりでした。

  • ローマ時代には、モザイクタイルや漆喰壁が一般的になり、床暖房(ハイポコースト)まで備えた豪華な空間が登場。

この時代の特徴は、美しさと権威を示すための内装であり、機能性というよりは「力の象徴」でした。


■ 中世ヨーロッパ ~木材と石材の時代~

 

中世になると、内装は木材や石材を使った重厚なデザインが主流になりました。


城や教会は天井の梁がむき出しで、暖炉が主な暖房設備。


このころはまだ「住みやすさ」よりも、防衛や耐久性が重視されていました。


■ 近代の内装 ~工業化とモダンデザインの誕生~

 

18世紀以降、産業革命により建築技術が飛躍的に発展。

  • ガラスや鉄の普及で、大きな窓や軽量な構造が可能に。

  • 壁紙の登場により、室内デザインが一般家庭にも広がりました。

  • 19世紀にはモダニズム建築の流れで、機能美を追求するデザインが定着。

この時期は「装飾の時代」から「機能と快適性の時代」へと変化したターニングポイントでした。


■ 日本の内装の進化

 

日本では、古来から木材を活かした「和の内装」が発展しました。

  • 畳・障子・襖といった、日本独自の柔軟な間取り文化。

  • 江戸時代には町家のデザインが広まり、現代の住宅に通じる要素が誕生。

  • 昭和以降は、洋室化・クロス貼り・ユニットバスといった欧米スタイルの導入。

特に高度経済成長期には、集合住宅やオフィスビルの大量建設により、内装工事の標準化・短工期化が進みました。


■ 現代の内装工事 ~機能とデザインの融合~

 

現在の内装工事は、単なる「仕上げ」ではなく、ライフスタイルに合わせた空間提案が求められています。

  • 省エネ・断熱・遮音性能の向上

  • 自然素材やエコ建材の活用

  • スマートホームとの連携(IoT対応)

  • デザイン+メンテナンス性の両立

“空間づくり”から“価値ある暮らしの提案”へ。これが、現代の内装工事の最大の特徴です。


まとめ

 

内装工事の歴史は、人々の暮らしと文化の変化の歴史でもあります。


古代の装飾重視から、近代の機能美、そして現代のデザイン・環境性能重視へと進化してきました。


次回は、この歴史を踏まえ、**「内装工事を成功させる鉄則」**を詳しく解説します!

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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窓まわりの省エネ対策 ― 内窓・Low-Eガラス・遮熱フィルムをどう選ぶ?

みなさんこんにちは。
株式会社谷山建設、更新担当の岡です。

前回は「断熱材で光熱費を賢く削減!」をテーマに、壁・屋根・床の断熱リフォームを解説しました。
今回は、家の中で最も熱が出入りしやすい「窓」にフォーカスし、
内窓(インナーサッシ)・Low-E複層ガラス・遮熱フィルム の三つを表を使わずに比較しながらご紹介します。


1 窓の断熱が重要な理由

  • 冬は暖房熱の約50%、夏は外気熱の約70%が窓から出入りすると言われる

  • 結露やカビ、ヒートショックの発生源になりやすい

  • 窓を改善すると、壁や天井に手を付けなくても体感温度が大きく変わる


2 対策その1:内窓(インナーサッシ)

仕組みと特徴

  • 既存サッシの内側にもう一つ窓枠を設置し、空気層を作って断熱・遮音

  • アルミより熱を伝えにくい樹脂フレームが主流

メリット

  • 施工は半日ほどで完了、壁を壊さない

  • 冷暖房効率アップ+結露激減

  • 防音効果が高く、交通量の多い地域にも最適

注意点

  • 窓枠に奥行き(70~80 mm程度)が必要

  • 開閉の手間が二重になるため、頻繁に出入りする窓は検討が必要

おおまかな費用感

  • 腰高窓1か所でおよそ3〜6万円(サイズとガラス種で変動)

DIY可否

  • メーカーのキットを使えば日曜大工レベルでも取付可能。ただし寸法取りがシビアなので、採寸に自信のない場合はプロ採寸を推奨。


3 対策その2:Low-E複層ガラス交換

仕組みと特徴

  • 2枚以上のガラスの間に空気やアルゴンガスを封入し、片面に金属コーティング(Low-E膜)を施した高断熱ガラス

メリット

  • ガラス交換のみで室内側の見た目はそのまま

  • 太陽熱取得型・遮熱型の2タイプから地域や方角で選べる

  • 内窓が取り付けられない狭い窓枠にも対応可

注意点

  • 既存サッシの型によってはガラスのみ交換できないケースあり

  • コストは内窓より高め

  • 施工は専門業者必須、ガラス納期がかかる場合あり

おおまかな費用感

  • 腰高窓1か所で5〜10万円(ガス封入・特殊膜の有無で変動)


4 対策その3:遮熱・断熱フィルム

仕組みと特徴

  • 既存ガラス面に薄いポリエステルフィルムを貼り、赤外線や紫外線をカットして室温上昇を抑える

メリット

  • 施工時間が短い(腰高窓1枚で30分〜1時間)

  • 夏の冷房負荷を下げ、紫外線88〜99%カットで家具の日焼け防止

  • 賃貸でも剥がせるタイプを選べば原状回復可能

注意点

  • 冬の断熱性能は内窓・Low-Eガラスより劣る

  • 網入りガラスには貼れない、または熱割れリスクがある

  • 価格が安価なフィルムは可視光がギラつくことがある

おおまかな費用感

  • DIY用フィルム:1窓あたり数千円

  • 業者施工タイプ:1㎡あたり1万円前後


5 選び方の目安(文章版チャート)

  1. 最優先は結露対策+防音も欲しい
     → 内窓が効果大

  2. 既存サッシを残したまま最高クラスの断熱を目指す
     → Low-E複層ガラス交換

  3. 夏の西日が強く冷房が効かない/賃貸なので大掛かりな工事は不可
     → 遮熱フィルムを検討

  4. 冷暖房費をとにかく下げたいが予算が限られる
     → 南面・西面は遮熱フィルム、北面・寝室は内窓など“合わせ技”がコスパ◎


6 補助金・減税情報(2025年版)

  • 国の「先進的窓リノベ」事業は内窓・ガラス交換・フィルムいずれも対象

  • 補助額は性能区分とサイズで変わり、ガラス1枚あたり数千円〜6万円程度

  • 申請は工事完了後ではなく“着工前に事前登録”が必要なので、必ず工務店に確認を


7 施工前にチェックしておくポイント

  • 採寸は“サッシ内寸”か“ガラス外寸”か、メーカーの指示を必ず確認

  • 網入りガラス・複層ガラスはフィルム施工制限がある

  • 断熱材やエアコンの能力とのバランスを考え、窓だけに過度な期待を寄せない

  • 見積り時に「性能証明書」をもらい、補助金申請書類に使えるか確認


まとめ

窓まわりのエコ対策は、省エネ・健康・快適性 を同時に高める最重要リフォームです。
内窓、Low-E複層ガラス、遮熱フィルム――どれも一長一短なので、

  • 予算

  • 断熱性能

  • 工期・施工性

  • 住まい方(賃貸/持ち家)

  • 将来のメンテナンス

これらを総合的に考えて最適解を選んでみてください。


次回予告

第3回は 「エコ塗料と太陽光反射コーティングで屋根&外壁を長寿命化」 をお届けします。真夏の室温上昇を抑える遮熱塗料の実力や、DIYでできる下地チェック方法も詳しく解説予定ですのでどうぞお楽しみに!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

DIYでやりがちな失敗とリカバリー術

みなさんこんにちは。
株式会社谷山建設、更新担当の岡です。

前回は「お部屋が見違える!自分でできる簡単リフォーム事例集」をお届けしました。

今回は、実際にDIYを進める際につまずきがちな 失敗ポイント復旧テクニック を徹底解説します。

ありがちなトラブルを【壁紙】【塗装】【床材】【造作家具】【安全対策】の5カテゴリに分けて紹介し、最後に 保存版・20項目チェックリスト もご用意しました。ぜひ、ブックマークしてご活用ください。


1. 壁紙DIYの失敗&リカバリー

1-1 よくある失敗と原因

  • 空気が入ってポコポコ膨らむ
    └ スムーサー不足/糊ムラ

  • 継ぎ目が開く・浮く
    └ 糊不足/下地ホコリ/ブック時間不足

  • コーナー(入隅・出隅)がはがれる
    └ カット寸法不足/押さえ不足

  • 柄合わせがズレる
    └ 柄合わせ確認不足/壁紙の伸縮

1-2 リカバリーテクニック

  1. 空気抜き

    • 針で小さな穴を開け、スムーサーで中央→外側へ空気を押し出す

    • 目立つ場合は水性パテで穴埋め → 乾いたら軽くふき取る

  2. 継ぎ目再圧着

    • 継ぎ目をめくり壁紙用ボンドを薄く塗布

    • ジョイントローラーで圧着し、マスキングテープで24h固定

  3. 柄ズレ対処

    • アクセント棚・額縁・ウォールステッカーで“意図的デザイン”にしてカバー


2. 塗装DIYの失敗&リカバリー

2-1 ありがち失敗と原因

  • ムラ・垂れジミ
    └ 厚塗り/希釈不足

  • 気泡・ピンホール
    └ ローラーに力をかけ過ぎ/撹拌不足

  • 乾燥不良・べたつき
    └ 通気不足/高温多湿/油分残り

  • 下地透け
    └ 下塗り不足/薄塗りし過ぎ

2-2 リカバリー術

  • ムラ・垂れ → 乾燥後 #400 ペーパーで研磨 → 粉を除去 → 希釈率を守り薄塗り2回

  • 気泡 → 乾燥後ペーパーでならし、必要ならスポット塗装

  • 乾燥不良 → 扇風機+除湿機で強制乾燥。完全硬化を待って重ね塗り


3. 床材(フローリング/クッションフロア)の失敗&リカバリー

3-1 主な失敗と原因

  • 反り・浮き
    └ 下地凹凸/接着剤ムラ/乾燥前の歩行

  • 継ぎ目の段差
    └ 基準線なしで貼付け/温湿度変化

  • すき間が生じる
    └ 水分抜けによる収縮/温度差で伸縮

3-2 直し方

  1. 反り・浮き

    • 注射器で床用ボンド注入 → 当て板+重しで24h固定 → 端を同色コーキング

  2. 段差補正

    • ずれた列を剥がし、墨つぼで基準線を打ち直して再貼り付け

  3. すき間充填

    • 木部パテを充填 → 乾燥後に同色オイルでなじませる


4. 造作家具・棚の失敗&リカバリー

  • 棚が水平にならない/ぐらつく

    1. 下地探しで柱位置マーキング

    2. 長めのビスで再固定

    3. 水平器で確認し、必要ならスペーサーで微調整

  • ビス頭がめり込む・割れる

    • 木部パテで埋め → 乾燥後研磨 → 同色塗装で目立たなくする


5. 安全対策の失敗&リカバリー

  • 保護メガネ未着用 → 飛散物で目を傷める
    → 必ず装着。入った場合は流水で洗い医療機関へ

  • 手袋未装着 → 切創・薬品かぶれ
    → 耐切創グローブやニトリル手袋を用途別に使う

  • 不安定な脚立使用 → 転倒
    → 角度70度・水平床を確認。脚立上で体をひねらない

  • 延長コード散乱 → つまずき・感電
    → コードは壁際に固定。可能ならコードレス工具を利用


6. 失敗防止!20項目チェックリスト

  1. 計測は「二度測り一度切る」を徹底

  2. 床・家具の養生は万全か

  3. 下地の凹凸をパテで平滑にしたか

  4. 施工面は乾燥・脱脂済みか

  5. 温度15〜25℃・湿度60%以下を確保したか

  6. 道具・材料を事前にそろえたか

  7. 刃は新品または折ったてで切れ味良好か

  8. 塗料は指示通り撹拌・希釈したか

  9. 壁紙はブック時間を守ったか

  10. 墨つぼ/レーザーで基準線を引いたか

  11. ローラーは軽い力で「W塗り」を意識したか

  12. 完全乾燥前に荷重をかけていないか

  13. ビス径・長さは材厚+下地厚を考慮したか

  14. 水平器で水平・垂直を確認したか

  15. 電源コードは邪魔にならない位置か

  16. 保護メガネ・手袋・マスクを着用したか

  17. 換気を十分に行っているか

  18. 余った塗料・糊は密閉し火気を避け保管したか

  19. 道具を清掃し刃物にカバーを付けたか

  20. 施工写真やメモを残し次回に活かせるか


まとめ

DIYの失敗は経験値の証し。ただし 「下地準備」「正確な計測」「丁寧な養生」 の三原則を守れば、失敗確率は激減します。もしミスしても、本記事のリカバリー術でほぼ修復可能です。焦らず、安全第一でDIYを楽しみましょう!


次回予告

次回は 「プロと一緒に仕上げる“セミDIY”のすすめ」
DIYの楽しさとプロの安心感を両立させる最新リフォームスタイルをご紹介しますので、どうぞお楽しみに!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

壁紙をきれいに貼るコツ!下地づくりから仕上げまでステップ解説

みなさんこんにちは
株式会社谷山建設、更新担当の岡です

前回は「初心者向け塗装テクニック」をご紹介しました
今回は DIY でも人気の高い 壁紙(クロス)貼り がテーマです

「自分で貼ったらシワが寄りそう…」「端が浮きそうで不安…」という方も、正しい手順と道具さえ押さえれば驚くほどきれいに仕上げられます
早速チャレンジしてみましょう!


1. 準備する道具

用途 道具
計測・カット メジャー/定規/カッターナイフ(刃はこまめに折る)
糊付け 壁紙用ローラー/ハケ/糊(粉末タイプ or 既調合タイプ)
貼り付け 地ベラ(押さえヘラ)/ジョイントローラー
空気抜き スムーサー(壁紙用ヘラ)
仕上げ カッターガイド/ウエス/スポンジ

ポイント
糊付きの「シール壁紙」ならローラーやハケが不要で手軽に始められます


2. 下地づくりが成功のカギ

  1. 古い壁紙を剥がす

    • 端からめくり、残った糊や紙層はスクレーパーでこそげ落とす

  2. 凹凸をパテで平滑に

    • 釘穴・ヒビ・段差を埋め、乾燥後にサンドペーパー(#240)で研磨

  3. ホコリと油分を除去

    • 乾いた布や中性洗剤で汚れを落とし、しっかり乾燥させる

下地が凸凹だと仕上がりにシワや浮きが出やすいので、ここは丁寧に


3. 壁紙貼りの手順

  1. サイズ取り

    • 天井高+10 cm ほど余分を見てカット

  2. 糊付け(糊なし壁紙の場合)

    • 裏面に均一に糊を伸ばし、“ブック” と呼ばれる二つ折り状態で 5 分ほど馴染ませる

  3. 貼り付け

    • 天井側から 2 cm ほどかぶせ、スムーサーで中央→外側へ空気を逃がす

  4. ジョイント処理

    • 隣の壁紙と 1 〜 2 mm 重ね、地ベラを当ててカッターで 二枚同時に 切り落とす

    • ジョイントローラーで継ぎ目を押さえ込む

  5. 余分をカット

    • 天井・巾木・窓枠の出隅は地ベラ+カッターで一気にカット

  6. 拭き上げ

    • 糊が表面に残らないよう、湿らせたスポンジで軽く拭く


4. よくある失敗と対処法

トラブル 原因 解決策
空気が残る スムーサー不足/糊の量が多い 針で小さな穴を開けスムーサーで空気を押し出す
継ぎ目が開く 糊不足/ブック時間が短い 開いた部分に糊を差し込みローラーで圧着
端が浮く 下地ホコリ/糊付け不均一 糊を追加して押さえ、重しで固定して乾燥

5. 貼り替えを長持ちさせるコツ

  • 室温・湿度を安定させる
    施工中は 15 ~ 25 ℃ が理想、乾燥が早すぎると縮みの原因

  • 強くこすりすぎない
    表面コーティングを傷めると汚れやすくなる

  • 定期的な換気と乾拭き
    湿気・ホコリは剥がれやカビの大敵


まとめ

壁紙貼りは 「下地を平らに」「空気を抜きながら貼る」「継ぎ目を正確に」 の3点を守ると仕上がりが激変します
柄合わせが不要な無地やストライプ、貼って剥がせるシールタイプから挑戦すれば失敗も少なく、DIY の楽しさを実感できますよ


次回予告

第5回は 「自分でできる簡単リフォーム事例集」 をお届け予定です
実際に DIY でお部屋がどう変わるのか、ビフォーアフター形式でご紹介しますのでお楽しみに!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

初心者向け塗装テクニック – 失敗しない下準備と美しい仕上げのコツ

みなさんこんにちは!
株式会社谷山建設、更新担当の岡です。

前回は「基本の工具と道具の使い方」をご紹介しました。
今回は DIY の定番作業でもある 「塗装」 がテーマです。

「壁や家具の色を変えてみたいけれど、ムラにならないか不安…」という声をよく耳にしますが、ポイントさえ押さえれば初心者でもキレイに塗ることができます。道具選びから仕上げのコツまで、ステップごとに解説していきます!


1. 塗料の種類と選び方

種類 特徴 初心者向き度
水性塗料 においが少なく乾きが早い。水で薄め・洗浄できる ★★★★☆
油性塗料 耐久性・光沢に優れる。乾燥に時間がかかり、におい強め ★★☆☆☆
ミルクペイント/チョークペイント マットな質感でビンテージ風。下地を選ばず塗れる ★★★★☆

ポイント

  • 室内の壁や小物は扱いやすい「水性塗料」がおすすめ

  • 木部・金属など素材ごとに「対応素材」を必ず確認すること


2. 必要な道具と下準備

  1. 道具リスト

    • ハケ & ローラー(壁面はローラーが時短)

    • マスキングテープ・マスカー(養生用シート)

    • サンドペーパー(#240~320 くらい)

    • バケット・塗料トレー・撹拌棒

    • ウエス(乾拭き用布)・使い捨て手袋・養生シート

  2. 下地づくり

    • 清掃:ほこりや油分を取り除く

    • サンディング:古い塗膜やざらつきを研磨して密着性アップ

    • 養生:塗らない部分をマスキングテープ&シートで保護

ひと手間で差がつく!
養生と下地処理を丁寧に行うだけで、仕上がりの美しさと作業効率が一気に向上します。


3. 塗装の基本ステップ

  1. 攪拌(かくはん)

    • 塗料は底に顔料が沈殿しているので、撹拌棒でムラなく混ぜる

  2. 希釈(必要な場合)

    • メーカー推奨の割合で水またはシンナーを加え、粘度を調整

  3. ハケ塗り(見切り塗り)

    • 角や端部をハケで先に塗ることでローラーが入りにくい場所をカバー

  4. ローラー塗り

    • 「W」や「N」を描くように転がし、その後上下に均一に伸ばす

  5. 重ね塗り

    • 一度で厚塗りせず、薄く 2〜3 回 が基本(塗料の乾燥時間を必ず守る)


4. よくある失敗と対処法

失敗例 原因 リカバリー策
ムラになる 塗料量のばらつき・下地不良 乾燥後に軽く研磨し、薄く塗り重ねる
気泡が入る ローラーを強く押し付けすぎ 軽い力で均一に転がし、泡はウエスでそっと潰す
垂れジミができる 厚塗り・希釈不足 垂れた部分を乾燥前にハケでならす。乾燥後はペーパーがけして再塗装

5. 仕上げとメンテナンス

  • 乾燥時間を守る
    触っても指につかない「指触乾燥」後も、完全硬化までは 1~2 週間要する塗料が多い

  • トップコートで保護
    摩耗が気になる場所は透明の保護ニス(ウレタン・アクリル)を塗ると耐久性アップ

  • 定期的な拭き掃除
    水性塗料なら固く絞った布で軽く拭くと美観を長持ちさせる


まとめ

塗装は「下準備」「薄く重ね塗り」「乾燥時間厳守」の3本柱を意識すると、初心者でも驚くほどきれいに仕上がります。まずは小さな家具やワンポイント壁から挑戦し、徐々にステップアップしてみてくださいね。


次回予告

次回(第4回)は 「壁紙の貼り方ポイント」 をお届けします。
壁紙選びのコツや貼り方の基本、きれいに仕上げる秘訣を詳しく解説する予定ですので、どうぞお楽しみに!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!