-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー

みなさんこんにちは。
株式会社谷山建設、更新担当の岡です。
前回は「お部屋が見違える!自分でできる簡単リフォーム事例集」をお届けしました。
今回は、実際にDIYを進める際につまずきがちな 失敗ポイント と 復旧テクニック を徹底解説します。
ありがちなトラブルを【壁紙】【塗装】【床材】【造作家具】【安全対策】の5カテゴリに分けて紹介し、最後に 保存版・20項目チェックリスト もご用意しました。ぜひ、ブックマークしてご活用ください。
空気が入ってポコポコ膨らむ
└ スムーサー不足/糊ムラ
継ぎ目が開く・浮く
└ 糊不足/下地ホコリ/ブック時間不足
コーナー(入隅・出隅)がはがれる
└ カット寸法不足/押さえ不足
柄合わせがズレる
└ 柄合わせ確認不足/壁紙の伸縮
空気抜き
針で小さな穴を開け、スムーサーで中央→外側へ空気を押し出す
目立つ場合は水性パテで穴埋め → 乾いたら軽くふき取る
継ぎ目再圧着
継ぎ目をめくり壁紙用ボンドを薄く塗布
ジョイントローラーで圧着し、マスキングテープで24h固定
柄ズレ対処
アクセント棚・額縁・ウォールステッカーで“意図的デザイン”にしてカバー
ムラ・垂れジミ
└ 厚塗り/希釈不足
気泡・ピンホール
└ ローラーに力をかけ過ぎ/撹拌不足
乾燥不良・べたつき
└ 通気不足/高温多湿/油分残り
下地透け
└ 下塗り不足/薄塗りし過ぎ
ムラ・垂れ → 乾燥後 #400 ペーパーで研磨 → 粉を除去 → 希釈率を守り薄塗り2回
気泡 → 乾燥後ペーパーでならし、必要ならスポット塗装
乾燥不良 → 扇風機+除湿機で強制乾燥。完全硬化を待って重ね塗り
反り・浮き
└ 下地凹凸/接着剤ムラ/乾燥前の歩行
継ぎ目の段差
└ 基準線なしで貼付け/温湿度変化
すき間が生じる
└ 水分抜けによる収縮/温度差で伸縮
反り・浮き
注射器で床用ボンド注入 → 当て板+重しで24h固定 → 端を同色コーキング
段差補正
ずれた列を剥がし、墨つぼで基準線を打ち直して再貼り付け
すき間充填
木部パテを充填 → 乾燥後に同色オイルでなじませる
棚が水平にならない/ぐらつく
下地探しで柱位置マーキング
長めのビスで再固定
水平器で確認し、必要ならスペーサーで微調整
ビス頭がめり込む・割れる
木部パテで埋め → 乾燥後研磨 → 同色塗装で目立たなくする
保護メガネ未着用 → 飛散物で目を傷める
→ 必ず装着。入った場合は流水で洗い医療機関へ
手袋未装着 → 切創・薬品かぶれ
→ 耐切創グローブやニトリル手袋を用途別に使う
不安定な脚立使用 → 転倒
→ 角度70度・水平床を確認。脚立上で体をひねらない
延長コード散乱 → つまずき・感電
→ コードは壁際に固定。可能ならコードレス工具を利用
計測は「二度測り一度切る」を徹底
床・家具の養生は万全か
下地の凹凸をパテで平滑にしたか
施工面は乾燥・脱脂済みか
温度15〜25℃・湿度60%以下を確保したか
道具・材料を事前にそろえたか
刃は新品または折ったてで切れ味良好か
塗料は指示通り撹拌・希釈したか
壁紙はブック時間を守ったか
墨つぼ/レーザーで基準線を引いたか
ローラーは軽い力で「W塗り」を意識したか
完全乾燥前に荷重をかけていないか
ビス径・長さは材厚+下地厚を考慮したか
水平器で水平・垂直を確認したか
電源コードは邪魔にならない位置か
保護メガネ・手袋・マスクを着用したか
換気を十分に行っているか
余った塗料・糊は密閉し火気を避け保管したか
道具を清掃し刃物にカバーを付けたか
施工写真やメモを残し次回に活かせるか
DIYの失敗は経験値の証し。ただし 「下地準備」「正確な計測」「丁寧な養生」 の三原則を守れば、失敗確率は激減します。もしミスしても、本記事のリカバリー術でほぼ修復可能です。焦らず、安全第一でDIYを楽しみましょう!
次回は 「プロと一緒に仕上げる“セミDIY”のすすめ」。
DIYの楽しさとプロの安心感を両立させる最新リフォームスタイルをご紹介しますので、どうぞお楽しみに!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。